皆様こんにちは。

コール・グラウベン福岡の音楽監督を務める加耒徹です。

どんなに世の中がデジタルに変わろうとも、生の音楽の振動から得られるものは絶対的であり、人々はそれに心を動かされ、癒されていくと私は信じています。それは聴く人だけでなく、共に音楽をするプレーヤー同士でも感動を分かち合えるものです。

​

新型コロナウイルス感染症の蔓延という、世界中が想像もしなかった事態に見舞われ早くも2年という月日が経ちました。特に合唱の世界では多くのことが制限され、難しい状況が続いています。そんな中であっても音楽を分かち合うという歩みは、続けていかなくてはならないという強い思いから、こういう時期ではありますが福岡で新たに合唱団を設立させていただく運びとなりました。

新たな日常に寄り添いながら今後も音楽に向き合っていかなくてはならない状況は続きますが、これからも芸術を愛し、芸術と共に歩みを進めて参りたいと思います。

私たちの団では定期演奏会に向けての準備はもちろんですが、何より１回１回の練習が、参加者にとって憩いの場になれるように、学びの場であるように、常にポジティブな追求をして皆様の音楽人生に彩りを与えていきたいと思っています。

福岡は19歳まで生まれ育った大切なふるさとであり、福岡で育った日々が私自身の現在の音楽の礎になっていることは間違いありません。

これまでの経験、そして培った技術を地元福岡に全力で注ぎ込みたいと強い気持ちを持っております。

福岡の皆様と音楽を共に作っていける事が、今からとても楽しみです。

​